凄く面白かったけど、消化不良な感じ。
4人家族が週末を過ごすために浜辺の別荘を借りたんだけど、ビーチに巨大タンカーが突っ込んでくるという事件に遭遇し、その夜は別荘で子供が寝た後夫婦で酒を飲んでたら家主の父娘が帰ってきて急に泊めてくれという。
家主一家と借主一家の間には不信感からの距離が生まれるが、外で起きる奇怪な事象に協力して立ち向かううちに両家の間の絆が生まれてくる。
外の世界では、謎の飛行機事故や動物の異常行動など理解しがたい行動が次々に起こり、どうやらサイバー攻撃か何かで全米が攻撃されているようだと言うことに気づく。外界からの情報も遮断されたまま話が進むも、すこしずつ全貌が明らかになるが、尺的にどう見ても全部解決するとは思えないスローペースで話が進む。
結局、どうやら外敵がアメリカを内部から崩壊させるべく仕向けた罠にハマったようだ、というオチだったけど、全てが明らかになる終わり方ではない。オチはかなりやられた！感があったけど、これで終わらせる気かよ！という酷いオチでもある。このオチは賛否分かれそう。
退屈することのない映画ではあったけど、傑作か駄作か、見終わった今もどう評価していいか分からない。しかし凡作でないことは確かだと思う。
