メガネボウズ

スペースマンのメガネボウズのレビュー・感想・評価

スペースマン(2024年製作の映画)
3.4
アダムサンドラーはコメディよりも、シリアスの方が好き。なんとも不思議な雰囲気の映画だった。おそらく好き嫌いは別れるだろうなと思いながら観ていたが。僕は嫌いではなかったかな。

外に広がる宇宙、うちに広がる精神世界。どちらも広く、深く。自分がどこにいるのかを見失うと、深い孤独に落ちていく。

クリーチャーの造形がなかなかよい。気味が悪いが、どこか愛らしい。蛸のような蜘蛛のような、人のような獣のような。

大体の答えは、遠いどこかではなくて自分の身近な世界にあるんだ。と思わされる。ところがある。