白川輝子

スペースマンの白川輝子のレビュー・感想・評価

スペースマン(2024年製作の映画)
3.9
お前の孤独に興味が湧いたのだ

SF夫婦喧嘩か、二人の距離は地球と木星くらい離れているが原因は主人公にあって…
大きな事件が起きてどうのこうのって宇宙らしい「緊張感」と言いますか事件はあまりないので退屈に感じる人は多いだろう、結局は夫婦の話ですし。

主人公の心の中のもやもやを宇宙生物がそれとなく諭すんだけどなんとも空気感が心地良い、最初は重くもあるがハヌーシュと出会うことで宇宙に恐怖を感じなくなる。
居心地の良い宇宙になってく映画ってなんか初めてかも。

ただキャラクターデザインが既存に似たものじゃなく、もっと奇怪かシンプルであって欲しかったな〜
ストーリーや設定、雰囲気もかなり好きだからこそ蜘蛛であることが気になりすぎたんよ、なにか裏設定あったりする?
卵に興味ある異星人可愛いかよ。

「お願いだから味方でいて」が全て。
白川輝子

白川輝子