やすい

マエストロ:その音楽と愛とのやすいのレビュー・感想・評価

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シーンごとの会話は凝ってるが、エピソードごとに何の話をしてるのかあまりに掴みにくくて(分かるけど)、そもそも脚本が悪い。バーンスタインの同性愛の相手を、異性愛と家族の物語と敵対しているものとして置き、あまつさえ排除しようとする物語の流れは、どう捉えていいか分からない。だけどそれは大方伝記的事実に則ったものなのだろう。
が、皆んなのスターバーンスタインを、ボヘミアンラプソディ的な皆が知ってる物語を追体験して陶酔しようという作劇を避けて、フェリシアにフォーカスしようという矜持は感じた。
やすい

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