ブラッドリー・クーパーの
力の入れ方がわかる。
モノクロからカラーへの変化や、
特殊メイクも良かった。
けれど、なんだか焦って撮ったかのような
なんとも言えない安っぽい違和感が
最後まで消えない。
1人の人間に視点を置くと
どうしても周りのことが
浅く描かれてしまう気がする。
バイセクシャルに苦悩する
フェリシアとの男女をも超越した
愛を描きたかったのだろうか。
それともマエストロとしての生き様?
難しい…
自分の見方の癖もあるが、
どこに視点を置いて観たらいいのか
わからなかった。
ウエストサイドストーリーの作曲や
もう少し掘り下げた描き方が欲しかった。
それでも飽きずに2時間観れた。