約24年の時を経てNYという異国の地で初恋の人に出会った韓国人の2人…
なんてオトナな恋愛映画なんだ…
とにかくメモりたくなるオシャレなセリフと美しい風景を画角に上手く取り入れた撮影が秀逸。
「君は寝言は韓国語でしか言わない」
「僕の分からない言葉で夢をみる」
「だから韓国語を習おうとした」
…なんだこの美しい会話は。
「NYで再び出会った2人の背後で
反時計回りに回ってるメリーゴーランド」
…が、2人の時間を戻すメタファーだなんて、なんて美しい演出だ。
とても初監督作とは思えない。
俺は主演の彼に言いたい。
「良い やせ我慢だね」と。
12年後にまた見たい。
その時はこの2人にどんな感情を持つだろう。