性自認に揺らぐ8歳の子ども。
男か女か。
どちらかに分けることが「普通」である社会。
それは実は「普通」ではない、と投げかける作品だった。
子供が生まれたと聞けば、男の子?女の子?と聞き、
男の子であればブルーのベビー服、女の子であればピンクのベビー服を贈る。
何も考えずにやってきたことが、果たして良かったのか悪かったのか?
自問自答を繰り返す。
男か女か、というのはあくまで身体的に、ということなんだと考えなくてはいけないのかな…と、ひたすら考えるのみ。
ただ、決めつけたり押し付けたりせず、誰もが傷つかずに生きて行けたらいいな、と思う。