寺沢ゴクウの2作目。作画は相変わらず良いしスタイリッシュだが、1作目に比べるとどうしても小粒にはなるよね。
冒頭は中国人富豪によるタレント志願の美女の人身売買の現場を押さえるシーンから。ローラースケート義足で逃げるオッサンがイカすが、本編にはなんの関係も無い。
リョウコなる美女の依頼で兄の捜索を始めるゴクウ。そもそもリョウコの身元からキナ臭い。
兄のリュウは善蔵なる軍人により人体実験され超能力が使えるが、薬を投与しないと人格が破壊されてしまう状態。
リュウへの捜査を始めたことでロボット軍用犬に襲われたり色々大変だが、ゴクウは余裕で対応。暴走を始めるリュウに対し、色んな兵器にアクセスしバットモービルみたいなのをゲット。他にも兵器はあるのにそれなの？
リュウを追うが、大元である善蔵が実験により得られた力でリュウとリョウコを殺しゴクウと対峙する。ラスボスがリュウから善蔵に変わるが、もう残り時間が少ないのであっという間に終わる。
確かにゴクウの武器であるネット介入と如意棒が効かない超能力者というのは敵としては素晴らしい。ゴクウを圧倒したがバットモービルからのミサイルでボゴーン。アッサリしてるなー。
ラストの駆け足さに尻切れトンボ感が否めないな。
それにゴクウに力を授けた謎の男にも触れて欲しかった。もう1作あれば出来たのかな？
