ダメ母と2人暮らしのスケボー少年カールが母親が連れ込んだ新しい父候補によって家を追い出され路上生活に。そんな中、ある事件が発生し少年の怒りが爆発する残酷ドラマ🇺🇸

監督は「7th Day」のジェイソン・コッホ📽️


血の匂い漂う残酷ドラマ🤘
一人の少年に巻き起こる不運の連続を地味ながらドス黒く重苦しい雰囲気で描いた1本。
中盤までは路上生活を強いられた少年が懸命に生きる生活日記。
しかし終盤に差し掛かると、ある事件が発生しホラー映画さながらの血みどろ展開に突入。
過去と現代が入り混じるストーリー展開ながら一つ一つの下りが長ったらしくなく軽快に進行。
そのお陰で目まぐるしいインベント転換も中だるみ無く鑑賞できた。

少年に降りかかる不運の数々🤘
ヤク中＆尻軽母による育児放棄に始まり、父候補からの虐待等、不憫で仕方ない。
強制的に始めさせられた路上生活も暴力、殺人が横行する危険なストリートで大変。
終いにはスナッ◯フィルムの標的にされたり彼が見舞われる不運はレベチ。
終盤には血生臭いカタルシスが用意されてはいるけど待ち受けてるラストはそんなに甘くは無かった…

SFXマン監督ならではのグロ描写🫀
下地はドラマながら下手なホラー映画より見応えのある人体破壊多数。
切り株を始め、釘打ち、腕サイコロカットなどリアリティ重視の説得力ある描写を用意。
直接的なシーンは少ないもののプロップの出来前は非常に良く見応えは十分にあったかと。