見ていて気持ちの良い映画では無い。少なくとも私は苦痛だった。苦行
これ見て人間ってどうしようもないなって思って景色の美しさだけに逃げようとするんだけど作中の人間が壊れていった要因が何かって言ったら美しく広大な厳し過ぎる自然環境なんだよな間違いなく。最後の妹の言葉もパッと見良いことというか染みること言ってると錯覚しそうになるんだけど結局壮大過ぎる自然になす術もなく飲み込まれていく人間のちっぽけさに、というか人間がどうこうじゃなくて自然というか地球がデカ過ぎるだけではこれは？環境ってやべー
私は嫌悪感が勝っちゃって色々考えたり受け取るまで辿り着けなかった。もう見たくない。人間好きだから人間には何だかんだ幸せでいて欲しいよ
火山の場面は本当に美しかった。映像とか音響は本当に良かったけど、良かったけどなあ…
最後の方は「自然綺麗ー！すごー！」より「自然怖すぎる」が勝っちゃった私は
でも何というか私はこれ無理ってなる映画って好みは勿論あれど映画自体の至らぬ部分が要因になることが多いと思うけど、こんなに色々秀逸なのに無理なのは新鮮な感覚かも。
