ヘルメス

バイオハザード:デスアイランドのヘルメスのレビュー・感想・評価

3.3
シリーズメイン主人公格勢揃い、バイオハザードのアベンジャーズだと予告で言っていたような気がするが、話の本筋はいつものウイルスばら撒きたすぎるラスボスの野望を打ち砕くいつものバイオハザード。
今回のラスボスは、天才科学者でも、カリスマ的指導者でもなく、ラクーンシティを生き残った中で仲間と殺し合ったことで変に拗らせてしまった可哀想な兄ちゃん。
自殺願望ありまくりで所々セルフロシアンルーレットをするのでかなりハラハラする。
相棒のねぇちゃんは前作の敵の娘が続投だが、何故かエロボンテージスーツを着ている。ポリコレに屈しないお色気枠。
ウイルス打ってないのに超人的な描写は何か理由が欲しかった。最後も呆気ない。

ジルの洗脳された時の罪の葛藤というのが冒頭出てくるが、特にストーリー上で解決してないのがモヤっとする。
戦闘シーンも特に目新しいものもなく、出てくるクリーチャーに至ってはゾンビとリッカーとラスボスだけ。
せめて、もう一体ぐらいオリジナルクリーチャー出さない?
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