お腹ぷっくりのソニーと裸足のフィル（CEO）
NIKEは「ランニング」では勇者でありながら
「バスケットボール」では知名度が劣っていた
この部門を立て直すために迎える選手こそ
若き（１８歳）マイケル・ジョーダンである
企業としての交渉前に母親と接触を図るソニー
この強引な作戦に立ちはだかるのは
ジョーダン家族を束ねる母親（デロリス）
名前（ソニー）について訊ねるデロリス
難産の末に浴びた太陽（サニー）から・・
こう答えたソニーに温かい眼差しで頷く
息子のために必要な契約とは
企業が示す契約金のみならず
選手としての「結果」が生み出す責任
「エア・ジョーダン」を求める人々には
必ずや夢と希望を与えるであろう
また「エア・ジョーダン」を求める人々が
選手としての息子を支えるであろう
デロリスが母親としての強い想いを語る
限られた予算内でマイケルを迎えるには
あの手この手で潜り抜ける手腕はもちろん
型破りのソニーを支える人々が重要である
ハワードが黒人として家族との繋がりを持つ
ピーターの癖のある職人魂も素晴らしい
1980年代ということもあって
「Ain't Nobody」「Time after Time」がいい
