しょうちゃん

AIR/エアのしょうちゃんのレビュー・感想・評価

AIR/エア(2023年製作の映画)
4.2
2023年14本目の劇場鑑賞。
令和205本目の劇場鑑賞。

業績不振だったナイキを救い、
スポーツの枠を超えてカルチャーにまで多大な影響を及ぼした伝説のシューズ“エア ジョーダン”誕生にまつわる驚きの秘話を、
マット・デイモンとベン・アフレックのコンビで映画化した実話ドラマ。

ナイキ。
ニューバランス。
アディダス。
コンバース。
プーマ。
スニーカーのブランドは色々と中で、
僕が好んで履くメーカーは“ナイキ”です。
でも“エア・ジョーダン”は高いので買えません。

本作は、
ナイキの誕生秘話ではなく、
バスケットシューズ“エア・ジョーダン”の誕生秘話が明かされるお話である。
当時はバスケットシューズと言えば、
コンバースとアディダスが人気があったらしい。
ナイキ・バスケットボール部門のスカウト担当のソニー演じるマット・デイモンの視点で、
バスケットボール部門の立て直しが描かれている。
キャスティングは、
ほぼおっさんしか出演していないが、
どのキャラクターも魅力的に描かれており、
それぞれいい味出してました。
中でもクリス・タッカーなんだが、
彼は“フィフス・エレメント”で初めて知り、
ギャーギャーうるさかった印象しかなく、
“ラッシュアワー”シリーズでも、
ジャッキー・チェンの邪魔な存在で、
あまり好きな役者さんではなかったが、
ハワード演じるクリス・タッカーがとても落ち着いた感じで良かった。
ナイキCEO演じるベン・アフレックの髪型のパーマがとても違和感あり。
楽曲も80年代の音楽が流れて懐かしく感じる。
ナイキがどうやって“エア・ジョーダン”を誕生させたのは、
ただの博打だったのは驚き。
結果を分かっている観客からすれば、
ソニーに“マイケル・ジョーダン”に全額フルベッドしろって、
思いながら観れるが、
当時のナイキからすればとんでもない賭けなんである。
ソニーの熱意がひしひしと伝わってくる。
“エア・ジョーダン”で驚いたのが、
靴が赤と黒の配色がNBAの規約に違反しており、
それに関しての罰金を毎試合にナイキが肩代わりしていたこと。
知らない事が色々と分かった事があって面白く観れました。
しょうちゃん

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