久しぶりに現代に帰って来た二宮くん。
全体的にテンポが良くて、前半はクスッと笑えるアドリブシーンも多くて、二宮くんファンならわかる落語の件も懐かしくて嬉しくて。
鑑賞後の感想としては、温かい雰囲気に反して、なかなかエグいストーリーだったなと思ってしまった。希望があるようで、現実はそこまで甘くないよなぁと。やっぱり悲しみは消えないよなぁと。
でもそういうの全て抱えて生きていくのが人生だよなという意味では、前向きな物語だったのかな。空気感がずっと素敵だった。観に行ってよかった。
個人的にはリリー・フランキーさんの、そこにいるだけで成り立つ、みたいなあの雰囲気を纏った演技が圧巻でした。