ありそうでいて現実にはやはりありえない設定だと思います。
だから、冷めてしまってそんなに泣かないのではと思って鑑賞しましたが、やはり泣いてしまいました。
個人的に良かったのは、桐谷健太。彼が缶詰を買ってくるシーンがあるのですが、なぜそのような行動を取ったのか(なぜ出掛けていたのか)があとでさりげなくわかるようになっていて、そこは見せ方が上手いなと思ったし、彼の友人としての優しさも感じさせるように描かれていて好感が持てました。
それにしても、偶然から彼女のことがわかった訳ですが、もしアレに気づかなかったら一生わからなかった訳で、そうだったらツライよなぁと思ったり。
演者みなさんステキでしたが、桐谷健太、ハマケン、リリー・フランキーが特に良かったです。
地味な映画だから?宣伝が少なくて?映画館が空いてましたが、もっと知られてもいいのになぁと思いました。オススメです。