名作「三匹荒野を行く」の現代版を期待していましたが、多数のレビュー通りお下劣極まりない残念な作品でした。終始出てくる「FU＊＊」他4文字ワードと糞尿ネタ。ここまで下品ネタを連発しなくとも十分成り立つ作品なのに何故。製作者の意図が全く判りません。折角の犬達の名演技を台無しにしている酷い作品ですが、これからの映画作りへの警鐘になり得るという意味で見過ごせない作品でもありました。台詞に合わせた犬達の口の動きは生成AIによるもの。かなりの部分の犬の演技も生成AIにより作り出されているものと思われます。犬の演技だからまだ許容されているのでしょうが、当然ながら人への応用も可能。この流れは押し留めることは出来ないのでしょうが、これでいいのかという思いで映画館を後にしました。
