このレビューはネタバレを含みます
No.4144
「他人の体を無許可で触ることのエロさと怖さ」
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放送室が舞台装置になっていたり、楽曲を介して彼ら彼女らの距離感が近づいたり、離れたりするのは、とてもいい。
そういう世界観は大好き。
私はなぜか、千阪拓也監督の短編傑作『こちら放送室よりトム少佐へ』を思い出した。
茅島みずきが美しい・・・。
齊藤なぎさもいい味を出している。
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しかーーーーーーし!!!
なんか上からで命令口調で偉そうな瀬戸山(高橋文哉)に終始イライラww
その瀬戸山が、明らかに意識的に希美(桜田ひより)の顔やら頭やらをベタベタベタベタ触り出し、しまいにゃバスケコートではバックハグ、そしていきなりキスと、
ただのセクハラ男になっててドン引きww
瀬戸山が希美の体に触るたびに、鳥肌がブワアアアアって・・・。
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ただ、あまりにも不自然すぎるほどのボディタッチだから、これ確信犯で、なにかストーリー的に意味があるんだろうなぁとは気づいたのだが、
それらの行為が、「実は交換日記の相手が希美って気づいちゃったけど、それ言っちゃうと関係が終わっちゃうの嫌だな。よし、俺の好意に気づいてもらうため、少しずつボディタッチしてくぞ」
だったってのがわかって、キモwwwwwww ってなった。
瀬戸山って、言い方もきついし、人の体を勝手に触ってもなんとも思わない男だから、多分つきあってもDVすると思う。
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つきあってもいないのに、勝手に体を触られたら「やめてください!」って、女子には毅然と言えるようになってほしい。
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★第47回・日本アカデミー賞
・新人俳優賞受賞(桜田ひより)
・新人俳優賞受賞(高橋文哉)