【2023年-91本目】
城定秀夫監督の新作となれば、駆けつけるファンの一人です。人物描写が丁寧で単純なポルノには終わらないところが監督の魅力です。
今作も十分に堪能しました。過去作と比べても、大人向けの作品です。新鮮な気持ちで鑑賞出来ました。ある意味、ヒーロー映画のヒーローがアイデンティティを確立していくような展開になっており、話がわかりやすいです。
中盤のドロ沼昼ドラ展開は最高です。演者のメイクを観ても、あからさまに演出されていて、ギャグにしか見えず。今回も監督に驚かされました。
終盤はヒーロー映画らしいく、アクション多めの、助太刀登場に上がります。
今作はどのキャラも立っていて、特にビラン役は素晴らしいです。ビランと対峙食堂シーンは見たことの無いうどんアクションが楽しめます。
色々な見方が出来る作品です。
是非、劇場でご鑑賞ください。
エンドロール後に次回作の予告もあります。
“決意編”楽しみです。