わっきーせんぱい

セフレの品格(プライド) 初恋のわっきーせんぱいのレビュー・感想・評価

3.7
かなり前に弘兼憲史の「黄昏流星群」って漫画があって、同級会で初恋の人に会ってそのままホテルへ、なんて物語で、中年のオヤジには夢みたいな展開があったけど、まさにそんな話。
さすがに自分にはそんな夢は実現したことないんだけど(笑)、ちょっと期待したりしてた。

抄子はバツ2。高校生の娘がいる。設定は36歳と書いてあったけど、まだまだ人生これからだから、初恋の一樹に身体を許してからも、セフレという立場に戸惑う。ま、それが普通だけど、もう失敗ができない恋路に、セフレという言葉がのしかかる。身体の相性も今までの夫や他の男とも段違い。
はて、セフレの品格って。

主演の行平あい佳、なんと日活ロマンポルノの聖子ちゃんと言われた寺島まゆみの娘だとか。ご本人もおでん屋の客で伊藤克信と出てた。ビックリ。

城定秀夫監督もある意味ホームグランドにR15の範疇で戻って官能的な世界を描く。
意外に面白かった。
どうも続編があるらしい。観ないとな。