原作ファンです。数年前ですが、コミックは止まらないくらい夢中になり、女性作家さんならではの上品さが印象的でした。いやらしすぎない表現、、いや十分イヤラシイですが、ストーリーが衝撃的すぎてかなりヤバイ作品でした。ワタシはモラリストっぽいですw
さて本作。存じ上げない俳優さんばかりで、変な先入観なしで観られるのはいいですね。いい意味で「普通」な俳優さんが、リアリティある世界観を創っている気がします。隣で普通の顔して仕事してる社員が、実は普通にセフレしてる気になります。困ったのがやはり原作との比較。かなり忠実なだけにストーリーはわかってしまうため「衝撃的な事実」の衝撃はなし。かといって変えて欲しいわけではないので難しいところですね。知らなかったらどうなんだろう。二部作ということで全体的な評価はできませんが、「素敵な終わり方」に期待したいと思います。
