アーシャ

碁盤斬りのアーシャのレビュー・感想・評価

碁盤斬り(2024年製作の映画)
-
なかなか良かった。頑張ったんじゃないかな。ただ
他の方が仰っているように
確かに物足りなさは感じる。
最初の筋運びが少し長くて
なかなか本題に入らない所がもどかしい。

過去に冤罪を受けそのせいで
浪人に身をやつしてしまったのだから、もっと無念さや悔しさなどが表現できていれば
良かったのにと思う。

斎藤工の役は良かった。
悪役はあれくらい徹底的に悪い方がいい。


二度目の冤罪に関しては、お粗末としか言いようがない。
いくら碁に夢中だったといっても、
あれだけの大金の所在を失念するのもあり得なければ、
疑いをかけて、勝手に首をかける弥助も有り得ない。
頼りなすぎるだろう。
そんな相手と娘が結婚したが、それでいいのか?大丈夫か?
あの疑り深い丁稚も
しれっとあのままなんだろうし
先行きが不安だ。



草彅くんの演技良かった。
時代劇らしさがちゃんと
できていた。
娘役の人は
台詞回しがやはりちょっと

昔の藤村志保さんみたいな人だったらと思いながら見たが、
そういう若手は今は
なかなかいないだろう。
アーシャ

アーシャ