え?ちょっとこれ☆5って…いやいやいやいや、やっぱ5よ!ホラーとかオカルトというより、バトルアクションアドベンチャー!昔からすると身体の体積は変われど、ラッセルクロウはこうでなくちゃ!!ってあっっっっっっっ、という間の100分でした!
以下内容に触れますよ〜
「おめでとうラテン語勉強したね」
声出して笑った
アモルト神父が実在の人物ってのがすごい。
科学では解明できないことはまだまだたくさんあるけど、「悪魔はいないと言うとき悪魔は笑っている」とか、「あなたの罪があなたを探し出す」?とか、現代人にも訴求する力あるセリフの数々。
悪魔取りが悪魔に憑かれる隙は、弱メンタル、弱メンタルの根源は罪の意識。
やさしいゆえに自分の暗部を抱えている人こそ、悪魔に取り憑かれる。「懺悔しても、お前はお前を赦してないだろ?」みたいなことを悪魔が言うけど、そこなんだな。やさしい人ほど苦しみ、暴力につけいられてしまう。
でも、神はそれを赦す。赦されることで、自分を肯定できる糸口になる。この傷を乗り越えていく自分を獲得する。決して過去の轍は踏まない強さを獲得する。
キリスト教信者ではない人が多い日本でも、多分これは共有できる。
神でピンとこなくても、トマース神父のような人がいれば。
信頼できる人が、自分の弱さ醜さを知った上で、赦すと言ってくれたら…そして互いに赦しあえたら…
知らないうちに、手を祈りの形に固く結んで見ていた!
ひと仕事の前と後に、酒をかっくらうアモルトは、その辺りにはかけらも罪の意識ないのが笑える。
この世で一番強いのは、罪悪感のないひとかも。
あ…
それを悪魔と呼ぶのか…?