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ヴァチカンのエクソシストのrenのレビュー・感想・評価

ヴァチカンのエクソシスト(2023年製作の映画)
3.5
かなり正統派な悪魔祓い映画。
なぜそんな場所を改装するんだ、やめておけ!な家族、
やっぱり悪魔に憑かれちゃう息子、
とりあえずやって来る若い神父トマース(吹っ飛ばされる)、待ってましたアモルト神父!
神父たちの過去の出来事に付け入る悪魔は王道だし、神父たちがそれを乗り越えるところも描かれるためスッキリ感もあってよかった。また、悪魔の正体を突き止めるため、教会の地下に潜っていくシーンなどは冒険的なワクワク感もあって楽しい。
昨今のヴァチカンの状況を見ると、アスモデウスの目的がかなり明確で、風刺がよく効いている脚色だと思いました。
ホラーとしてはそんなに怖くはないけど、物語として、また1本の映画としてよくできていて満足度も高い!現代のエクソシスト映画入門編の1つと言っても過言ではないのでは?
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