とても見応えあり。
フィクションなんだけど、ドキュメンタリーのようなリアルさがあって。
本音や感情がぶつかり合う中、奇跡みたいな瞬間が幾つもあった。商業映画じゃ中々ああはならないというか観れないというか。
元受刑者の田中って役のめちゃくちゃキレる人が居るんだけど、マジでキレてるようにしか見えない。凄い。良い顔してるし、絶対有名になる。
元受刑者の店長役の人も、最後の舞台のシーンの嘆きの主張はとても印象に残ってる。あれは奇跡だ。
途中喫煙所に出てきたチャラ男はもっと観たかった。悪そうだけど相手の話も聞ける人で絶妙なバランス。過去に大麻吸ってて、唯一犯罪者と共感できる立ち位置でもあった。顔も気になる。
もしも、元犯罪者が隣りに居たら...
考え出したら切りがない問い。
観るべき映画というか、在るべき映画。
104/200
