またもや邦題で損してる系バスケ映画ここに爆誕！🏀
原題“Chang Can Dunk”は体格で劣るアジア系移民主人公のチャンがダンクができるかという話。なんだけど、ダンクができるかどうか以上に奥行きのあるテーマ設定がなかなか泣かせる。バスケ描写も◎
いやぁ思ったよりも良かった！
身長173cmでアメリカの社会の中では小柄、さらにバスケをやろうとしても憧れのコービー・ブライアントみたいに豪快なダンクを決めるなんて夢のまた夢。
そんな彼があることをきっかけに、高校の一大イベントであるアメフトの最終戦の日にダンクをすると決意表明。
一歩も引けなくなった彼は猛特訓。
その後の過程や挫折、そして現代の「他人からどう見られるか」というテーマ性もあって意外に深い話になっていたのが良かったですね。
バスケ描写も勿論題材が決してバスケが上手すぎるわけではない高校生なので、プロみたいに迫力満点な映像ではないんですが、リアリティラインがとても安心設計。
バスケシーンは観ていて楽しかったですね。
親子のすれ違いや心が通い合うポイントなんかもあって、子を持つ親であれば結構楽しめる作品かもしれません。
実在のNBA選手が本人役で登場するのも見所の一つ。
以下、出演するNBA選手です。
ジェイ・ウィリアムズ
ケンドリック・パーキンス
アンドレ・ドラモンド
リチャード・ジェファーソン
〈キャスト〉
チャン(ブルーム・リー)
ボー(ベン・ワン)
クリスティ(ゾーイ・レニー)
チェン(マーディ・マー)
ディアンドレ(デクスター・ダーデン)
マット(チェイス・リーフェルド)
ミスターベネヴァイド(ドミニク・ペース)
オーウェン(ナイル・ブルロック)
コーチ(エンジェル・オクエンド)
※2023年新作映画49本目
※2023年自宅鑑賞51本目
