自分の中の正義、私だったら最後どうしてただろう、沢山考えました。この終わり方はきっと全ての人にとって幸せな結末という訳では無くて、でも切ないけど彼が出した答えが彼の中での"正義"だったのだろうと考えるとそれはそれで正しかったんだろうなと感じました。
バランスを取っていたはずの関係が一気に崩れたどこか不穏なアンバランスさに惹き込まれました。3人とも陰を含んでいて佇まいから圧倒されました！！廉くんの陰を持つの演技がこの作品でもとても素敵で光ってました。お花ちゃんや匠海くんもこの人にしかこの役は務まらないだろうと思わせる素敵な演技でした。特にお花ちゃん、こういう狂気じみた役がうますぎる…一気に美鈴の心の中に沈んだ感じがしました。
そしてカメラワークも独特で引きの画がほとんどなく、登場人物の視点で、動いていく物語に迷い込んだような気分でした。無辜ゲームやそれぞれの正義に焦点を置いた演出がとても良かったです！！
美鈴は周りが見えなくなってて清義に依存してたんだなぁ。
