シレーニ

夜が明けたら、いちばんに君に会いにいくのシレーニのレビュー・感想・評価

2.2
物語 3点
配役 2点
演出 3点
映像 8点
音楽 6点
---合計22点---

映画というよりMVみたいな作品。ただ、主人公の両親以外の演技が私でも分かる程度に酷いので、そういう作風がむしろ有り難かった。(もしかして、演技に合わせて敢えてそんな作風にしたのか?)
物語の大筋も、後半明らかになる青磁の秘密もありきたり。王道は悪く無いし私も好きだが、描き方が中途半端なのと役者の演技の下手さで、とても残念な仕上がりになっていた。
所々の演出も意味不明だった。何故か文化祭の「リハーサル」として全編流すクラスダンス。廃れたメリーゴーランドをひたすら周回する茜と青磁。などなど。
取り敢えず茜の母親は茜に謝罪しろ。あと、青磁は二重人格だから関わらない方が良い。

つまらなくはないが、敢えて観る価値は無い。駄作寄りの凡作。
シレーニ

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