電気羊

ブラッド・チェイサー 呪術捜査線/ブラッド・チェイサー 沈黙の儀式の電気羊のレビュー・感想・評価

3.0
ヴ―ドゥー教の呪術儀式に用いられる生贄のために少年少女の連続猟奇殺人事件が発生。

担当刑事は、数年前に持病のある娘が湖で溺死し、そのことを妻から監督不行き届きで責められ、あげくには妻が拳銃自殺をしてしまったトラウマを抱えていた。

そのせいか少年少女が犠牲になる事件に対して激しい嫌悪を持ち、この事件の解決に執念を燃やす。

刑事は、猟奇殺人現場に残された遺留品や画像から、アフリカ文化に詳しい大学教授(モーガン・フリーマン)を訪ねる。

刑事は、大学教授からヴードゥー教は富裕層が力を得られると狂信している場合に用いられることについて知識を得て、周辺調査から儀式を執り行う呪術師の存在を知る。

捜査を進めるうちに呪術師を雇っている富裕層と呪術師の次の儀式の場所と少女の存在を突き止めた刑事は単身乗り込むが、逆に殴り倒されてしまう。

現場を見られた富裕層と呪術師は刑事を殺害しようとした、まさにその時、大学教授が現場に現れ、富裕層を角材で撲殺。呪術師をナイフで負傷させ刑事と少女を助け出す。実は大学教授は元ブードゥー今日の呪術師であったのだ。

呪術師は傷を負いながらも現場から逃走、大学教授も姿をくらます。
怪我から癒えた刑事が自宅にいると大学教授から宅急便が届く。その中には逃走した呪術師から抉り出された眼球が収められていた。

刑事はヴードゥー教の教義で、生贄の眼球を食うことで力を得ると言う話を信用し、眼球を貪り食うのであった。

オッサンの目玉とか食うか?なんとも強引なラストであった。
電気羊

電気羊