歌子

ティーンエイジ・パパラッチの歌子のネタバレレビュー・内容・結末

2.6

このレビューはネタバレを含みます

14歳の男の子が、セレブ信仰に浮かされながら、パパラッチ写真で収入を得るというドキュメント。 監督は、エイドリアン・グレニアー。 「プラダを着た悪魔」に出てた俳優さんと言った方が、認知度がありますかね。
裕福な方に入る少年の、自分の居場所探しが結果パパラッチだったという現実と、母親の放任主義という名の浅はかさなど、さまざまな問題が随所に含まれており、後半は色々考えさせられました。 *つうか、あり得ないくらいカメラに詳しいし、高額なカメラを買っちゃう金持ちのボンです。 セレブ信仰の病理の根源は、結局自分が有名になりたい事、自己愛の歪んだ形なんだな~というのは、何となくわかりました。 結局、少年を利用して映画を作ってしまった、エイドリアンの決着の付け方は正しかったとおもいますので、観終わった後の後味はそんなに悪くはありません。
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