まきね

バカ塗りの娘のまきねのネタバレレビュー・内容・結末

バカ塗りの娘(2023年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

小林薫の怒り方良かったなぁ、こういうおじちゃんいるなぁ堅気な感じ、どことなくウチのじっちゃにも父親にも似てる感じ。
じっちゃとちがうのはこのお父さんは娘息子に価値観を押し付けるところだな。

堀田真由の役も、自分の同級生に似てて、青森県民って感じだなぁと。無口で何考えてるかわかんなくてムッとしてる感じ。
この子の場合は何やってもダメダメ、スーパーのレジ打ちもできないし気になってた男性が兄と同性婚しちゃうし。その中で漆にのめり込んでいって、夢中になってく感じがよかった。

木野花の津軽弁おばちゃん感がリアルすぎて、さすが青森出身って感じ。

葬式のシーン見て、ウチの家族も親戚含めた家族が集まるのは葬式ないとないかなぁって泣けた。

父娘が昔の写真みて笑い合って、職人に認められるシーンも泣けた。

葬式の気まずい中で木野花演じるおばちゃんのキャラクターの空気読めない感じにも泣けた。

青森県民だから楽しめた。すごくほっこりする家族愛の話だった。
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