ポールダンスのアニメだって！面白そう！と思って見に行った。しかも発声応援上映で。
コレは…ファンの人には申し訳ないが正直相当ダメだと思う。ツッコミ所しかない。
一応、ダンスシーンは本物のダンサーの動きをモーションキャプターで動かしたようだが、それ以外のことは製作陣はちゃんと取材とかしてるんですかね？
ポールダンス教室に通う女子4人組。バレエ経験者の主人公ヒナノ、その友達のギャルリリア、コスプレ好きのミオ、体操経験者のスバル。チーム名はギャラクシープリンセスを名乗る。
4人は大会に向けでスタジオ講師と共に、各々の想いを重ねながら奮闘。大会にはポールダンス界のスター3人組エルダンジュがいる。
かなり架空の世界観で、ポールダンスの地方大会に、そこそこの規模の体育館で、しかもメチャクチャ客が入ってる。
豪華な舞台セットも演者のパフォーマンスによってその都度変わる。
そして肝心のパフォーマンスだが、各演者はアイドル声優歌謡を唄いながら踊る。音源じゃなくて生歌だ。リアルならクソ体力だぞ。
ここまででも、だいぶ頭の痛い内容だが、やはりツッコまざるをえないのは衣装だ。あんなの着てポールダンス踊れるかい！滑り止めって概念が無いのかな？
アニメなんだから内容や設定がファンタジーでも構わない。でもモチーフとする競技はもう少し忠実に表現してくれよ。
コスプレの子なんて歌ってばかりで、殆ど踊ってない。
結構な規模の大会の筈なのに、他の演者が全然描かれてない。主人公らギャラクシープリンセスはエルダンジュのパフォーマンスを私服で見てる。ええ？自分らのパフォーマンスが控えてるなら、普通は化粧に着替えにテンテコ舞いじゃないの？控室なんてごった返している筈なのに。
多分スタッフ全員、ダンス経験も無いだろうし、ポールダンス自体を生で見たことも無いよな。本物見ると、ガチアスリートでマジ凄いぞ。
劇中のキャラが皆んな巨乳で体が重そう…そんな所にまで気になってしまう残念な内容だった。
