サムギョプサル

走れない人の走り方のサムギョプサルのレビュー・感想・評価

走れない人の走り方(2023年製作の映画)
-
主人公の、ひとつに集中して周りが見えなくなる不器用さや、それはひとに優しくないひとという訳ではなくて、周りのことも大切にしなきゃ、同時に自分のことも進めていかなきゃ、とキャパオーバーになる姿が好きだった じゃなきゃそもそも「この監督の作品を撮ろう!」ってひと集まってこないよね
パパがうちの家族そっくりだった
私のことは関心があるようでない、放置してくれる優しさ「どんな映画つくってるのー」「ロードムービー」「みんなで線路を歩くやつか」「それは古い」みたいなやりとり、
「お前すごいからな、賞取ってるし大丈夫」「入賞だよ」(ニュアンス)みたいなやりとり、自分の経験そのもので胸がじーんってなった 自分自身、最近強いプレッシャーやストレスを感じててそれを1人で消化するしかないからああいう時間が私にも必要、田舎に帰りたい 「立ったままで食べるな〜」
今泉監督が言ってた、途中の停滞感、それが実際の日常の時間ような停滞感、なかなか負から抜け出せない感覚、あの時間は必要だったのかーと腑に落ちた
レンタルビデオ、10年借りてたって、パパが死んででてきたって、あれ好きだった
わたしも大学の図書館で半年以上借りたままのジョゼと虎と魚たち返す時に使おー