ミッシングの悪寒のネタバレレビュー・内容・結末

くそ泣いてもうた。いやもうほんとに石原さとみ本当に凄いや。なんやかんや言っても結局映画に感情をぶん回されたいんや、映る人間に圧倒されたいんや。すべてを忘れて画面、というか映る人に没頭した気がする。
こういう、人物に全てを持っていかれる映画観てると、普段自分が気にしてるようなショットがどうのこうのとかうるせーばかって言いたくなってしまう。昨今、クレバーでスマートで素晴らしい邦画はたくさんあるけど、結局はこうやって台風みたいに魂ごともってくような映画が真に観客の心に残ってくのかもしれない。映画芸術か直の魂か。葛藤、わからん。しかしとにかく、そこに映る俳優を永遠に見てられるような映画が何よりも最強。魂は映る。