ミッシングの久保優大のレビュー・感想・評価

消えた娘を捜し続ける夫婦の話を通して見えてくる容赦ない「他者との心の壁」。無意識に人を傷つけてしまう会話、誹謗中傷や報道に対する批判などこの世の見苦しい点を描きつつ、優しさが他者との壁を少し乗り越える瞬間に感動と希望が見えました。
電話のシーンが酷い。吉田恵輔監督の新たな傑作が生まれました。