るる

白鍵と黒鍵の間にのるるのレビュー・感想・評価

白鍵と黒鍵の間に(2023年製作の映画)
4.0
俳優が良すぎる〜!!!若さゆえの未熟さと夢を持ってる博と、3年銀座の夜でピアノを弾いてきて、色気がありながら諦めの目をしてる南。池松壮亮の博と南の演じ分けがすごかったな〜!
そんで、雰囲気も良すぎる〜!!!88年の銀座の一夜ってだけでも良すぎるが、あのアンサンブルがめっちゃ痺れた…もっとジャズ聴かせてくれてもよかったのに〜

物語の構成が不思議で、面白かったな。「白鍵と黒鍵の間に」っていうのは、この混沌にまみれた一夜のことを言ってるんかね。1本のストーリーに、2つの時間軸が入り込んでるんだもんな〜、すげーや。
ちょっとラストに向けて、置いてけぼりにされた感あったけど、私は花瓶としての南は死んだって解釈にしとくよー。あそこは演劇っぽさあったよね、急に。

p.s. タイトルの出し方、今世紀で一番オシャレだったと思うわ
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