2009年にネット上に投稿された話をベースに、バイトのために訪れたリゾート地で若者3人が遭遇する恐怖を描くホラー。
過剰なまでにコテコテな青春ドラマを押し付けながら、ほんの少しのホラー要素を散りばめていく序盤はまだJホラー感はあったのだが…後半は妖怪バスター作品へ。
どことなく90年代の怪奇ドラマを見ているようないい意味でのチープさとコミカルさがあり、その潔さに楽しめた。
そして、驚かされたのがラスト。
このラストはこの作品の見方を大きくかえされるものとなっており、かなり衝撃的な。
バカな展開かと思われていたことがラストの伏線になっているとは。
納得させられるし、巧妙でもある。
このラストでだいぶ評価アップ