SayGoさんの映画レビュー・感想・評価

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コマンドーニンジャ(2018年製作の映画)

3.2

元妻を殺され、娘を拉致されたコマンドーが与えられたニンジャの魂を呼び起こしながら巨悪に立ち向かうアクション映画。

めちゃくちゃな映画だが…最高です!

コマンドー、プレデター、ランボー、ターミネータ
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マダム・ウェブ(2024年製作の映画)

3.3

シドニー・スウィーニー出てるの!?
という最後の一押しがあって鑑賞。

公開当初よりかなりの酷評を呼んだが、正直そこまで悪い作品ではなかった。

予期される死を防ぐべく、自分を境地に立たせるであろうテ
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ワイルド・スピード/ファイヤーブースト(2023年製作の映画)

3.4

ワイルドスピードの10作目。

もう見ていて訳がわからない!!!

「こいつとの因縁、それでいいのかよ!」
「こいつってだれだっけ?」
「こいつなんで仲間になったんだっけ?」

9作目から時間が空くと
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アイアンクロー(2023年製作の映画)

3.6

呪われた一家と呼ばれたプロレス界の伝説のファミリーの実話を共にしたドラマ。

最強を運命づけられたようなプロレス一家の繁栄が前半では語られていくが、後半ではその衰退というより急激な「破滅」が羅列されて
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(2025年製作の映画)

4.4

アフター6ジャンクション2の
宇多丸さん×吉田大八監督によるトークショー付き試写会にて鑑賞。

老人が食事を取るだけの日々が繰り返されるだけとも言える序盤なのに…なぜこんなに面白く、なぜこんなにも画面
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モンキーマン(2024年製作の映画)

3.5

家族を殺した権力者への復讐のため、男が高級売春宿キングスクラブに潜入するアクション映画。

荒削りというか惜しいポイントがドラマ演出では多く、特に何度も何度も繰り返される過去回想には「もうそんなに説明
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死画像(2015年製作の映画)

3.0

YouTubeの期間限定配信で鑑賞。
オムニバス形式で語られていく恐怖映像作品だが、この作品で唯一怖いのは6個目の「クニコ」。

怖いとは聞いていたが、画像でよくは見ていたが、実際に映像で見るとかなり
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トランスフォーマー/ONE(2024年製作の映画)

4.1

評判通りかなり面白い!

弱者を搾取する社会構造や権力者の隠蔽など現実に通じる要素をひとつまみ入れながらも、友情ドラマとその顛末でトランスフォーマーの物語を語り直す、語り始める本作は初心者でも楽しめる
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恋するプリテンダー(2023年製作の映画)

4.0

今年の映画初め。

ポリコレでロマコメを楽しみ辛くなった現代ではここまでノイズなく「ベタなロマコメ」を楽しめるという一点だけでもかなりの良作!

主人公の2人もしっかりチャームがあり、冒頭のアバンタイ
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I Like Movies アイ・ライク・ムービーズ(2022年製作の映画)

2.9

ビデオレンタル店で働く高校生が主人公のドラマであることとタイトルで今年の映画館納め映画にしたが、ちょっと期待と違う青春ムービーだった。

映画を愛し、映画愛されたと信じ、友人までを見下す主人公のダメダ
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ドーターズ(2024年製作の映画)

3.3

投獄された父親が1日だけ娘に会い、ダンスを踊れるという刑務所のプログラムを追ったドキュメンタリー。

序盤はそれぞれの父娘の関係をそれぞれの視点によるインタビューで語っていくものとなっており、その説明
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1%er(2022年製作の映画)

3.6

北米版Blu-rayで鑑賞!

アクション映画における「リアル」とは何かを冒頭で語り、そのついになるように「本物のアクション俳優は強いんだよ!」と高らかに宣言するような終わりと劇中のアクション。面白か
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ザ・ウォッチャーズ(2024年製作の映画)

2.2

シャマランの娘の「私、こういう演出も出来るんですよ!」というような可愛らしさが見る見るなくなり、シチュエーションスリラーと世界観も見る見る手に余っていくような作品であり、この手のジャンル映画は本当に手>>続きを読む

胸騒ぎ(2022年製作の映画)

3.2

旅行先で出会ったパトリック一家の家で休日を過ごすことになったベン一家を恐怖を襲うサイコホラー。

稲川淳二が「やだなー、こわいなー」を80分くらい言い続けてしまうだろう作品で、とにかく胸騒ぎがとまらな
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セキュリティ・チェック(2024年製作の映画)

3.4

ふらっと映画館で観た映画がこれだったら、どれだけ幸せだろう…と思わされる映画だった。

仕事とテロリストからの脅迫で板挟みな主人公が常に諦めずにテロを止めようと静かに奮闘する前半戦はちょーどいいハラハ
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クレイヴン・ザ・ハンター(2024年製作の映画)

3.0

SSUではかなりまともな映画であり、これまでのシリーズ同様に00年代初頭のような捻りのない一作。

クレイブンはかなり見栄えが良く格好がいい!ダイナミズムとマーベル映画の中では暴力性のあるアクションシ
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朽ちないサクラ(2024年製作の映画)

3.5

警察組織の不祥事という小さなミステリーが展開とともに複雑かつスケールを広げていく。

気がつくともう後戻りできない闇にまで足を踏み入れてしまうという怖さがあり、疑心暗鬼が充満するサスペンスフルなクライ
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どうすればよかったか?(2024年製作の映画)

3.7

この映画が何を描きたいのか、何を映しているのか、を明示する事で意味を持たせるタイトルシーンに思わず泣けてしまった。
この作品は個人的にこのオープニングが最も映画的だったかと思う。

それ以降は娘の統合
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ヘルドッグス(2022年製作の映画)

4.6

狂愛してる映画。
漫画的に際立てられながらもしっかり実写映画としてのリアリティも醸す強烈なキャラクターたち。

そんな男たちが顔を揃える反社会組織の潜入捜査ものとなる本作は、主人公の身元がバレるかバレ
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Returner リターナー(2002年製作の映画)

4.1

4Kリマスターで劇場鑑賞。
映画好きにさせられた決定的な一作であり、
最も思い入れのある映画だが日本のSFアクション史を見ても傑作の部類だと改めて思った。

見せ場を作るための都合的な展開や非常に簡略
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ピンポン(2002年製作の映画)

3.8

1年ぶりくらいに鑑賞。
これを小6で観て、中学校の入学式当日に友達と卓球部創設のお願いに職員室に突入したのを毎回思い出す。

卓球をしていた身からすると、卓球シーンのぎこちなさや展開ありきの信じがたい
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霧の中の子どもたち(2021年製作の映画)

3.7

ベトナムのある地域にある「嫁さらい」という風習の被害者になる14歳のジーの姿を追ったドキュメンタリー作品。

古くは結婚に同意した男女が家族の幸せを願って行われていた風習。
それがいつしか男女の同意な
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フィクショナル(2024年製作の映画)

3.1

昔好きだった先輩との再会を機に「ディープフェイク」動画の制作に加担していく主人公が予期せぬ事件に巻き込まれていくBLドラマ。

謎の組織のディープフェイクを用いた活動に加担していくきっかけに「BL」要
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グラディエーターII 英雄を呼ぶ声(2024年製作の映画)

2.9

まさに正当なる続編であり、1で描かれたその後のローマ帝国における反乱が描かれるスペクタクル超大作ではあった。

家族を王に奪われたシンプルなリベンジ作品だった前作と比較して、王の独裁政権が支配するロー
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グラディエーター(2000年製作の映画)

3.0

王の死の真相を知り、家族を殺された軍人がグラディエーターとして成り上がり復讐するまでを描く歴史スペクタクス映画。

2の鑑賞に向けての復習鑑賞。
公開時にみた時はかなり興奮した記憶があったが今見ると「
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先生!口裂け女です!(2023年製作の映画)

2.3

原チャリを盗んで半グレ集団に売り、お小遣いを稼いでいた高校生2人組は偶然、静かに暮らしていた口裂け女の原チャリを盗んでしまうことから友情を育んでいくという異色ホラーアクション映画。

評判が高いだけに
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十一人の賊軍(2024年製作の映画)

3.5

死罪を言い渡された十人の罪人が官軍の新発田藩進行の足止めを強いられる時代劇。

和製時代劇スーサイドスクワッド的な要素はその類が大好物な自分にはたまらないものだったが、そこまで楽しめる映画ではなかった
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動物界(2023年製作の映画)

5.0

こんなにも多様なジャンルの要素を混在させながら、
それらが高いレベル混ざり合い語り切られる映画は初めてだった。

1分1秒たりとも無駄のない脚本と演出は映画内で
直接語られない物語を語り上げ、
この
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BRUTAL(2018年製作の映画)

3.6

「男」殺人鬼と「女」殺人鬼の運命的な出会いと殺し合いを描くスプラッター・ラブストーリー。

予算事情を考えると作りは丁寧であり、肉片や生首など美術のクオリティに安さを感じ辛いので映画として飲み込みやす
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ザ・ハント(2020年製作の映画)

3.3

富裕層いよる人間狩りに巻き込まれた男女12人を襲う
過酷なサバイブとリベンジが描かれるアクション映画。

バトルロイヤルものかと思ったが、
クライマックスでは繰り広げられるリベンジの土台や
偏見・身勝
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ワイルド7(2011年製作の映画)

3.1

法で裁けない犯罪者を「退治」する犯罪者集団で構成された政府組織ワイルド7の活躍が描かれるアクション映画。

ライムスター宇多丸さんの本作品批評が好きな自分は、久々に批評を聴いてからの鑑賞。

アバンタ
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劇場版シティーハンター 天使の涙(エンジェルダスト)(2023年製作の映画)

3.1

肉体と精神を圧倒的に向上させる薬=天使の涙をマクガフィンに攻防が繰り広げられるシティーハンターの劇場版アニメ。

少し前にアトロクで話題になっていた気がしたので鑑賞したが、俄にはそこまで面白さを感じら
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バンバン!(2014年製作の映画)

3.8

映画「ナイト&デイ」のインドリメイク版。
アトロクで少し前に話題になっていたのを思い出し鑑賞。

やはりインドの味付けが強く、歌って踊るロマンスに「ナイト&デイってこんな感じだったっけ?」と思っていた
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Cloud クラウド(2024年製作の映画)

3.6

転売屋である主人公が、彼に恨みを持った人々からの集団狂気に襲われるスリラー作品。

前半は映画玄人黒沢清監督の手腕をこれでもかと見せつけられる。

「見せない」「語らない」ことの美学とでも言おうか、こ
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劇場版 テレクラキャノンボール2013(2014年製作の映画)

5.0

行き着く中継ポイントでどれだけの女性と交わり、どんな行為をするかで競いながら、レース要素を組み込んだルールでAV監督兼男優達が戦うという10時間越えのAVを約2時間に編集した劇場版。

公開当初は舞台
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