はだ

花腐しのはだのレビュー・感想・評価

花腐し(2023年製作の映画)
3.5
お尻の方の穴…!🧈百合!盛り盛り!
ピンク映画に馴染みのない世代だからか
斜め上を行く刺激に驚いたんやけど!

不粋だけど出会う時期が反対の方が
分かりやすいハッピーエンドな人生
だったんじゃないかとか思っちゃう。

ピンク映画のレクイエムとして作られた作品。
始まって終わりゆく様子が男女の仲でも感じ取れ、
今をモノクロ、過去をカラーで描く表現も、
振り返ってみるとあの頃がどうしようもなく
色めいてたことや、祥子の存在の大きさを感じる。
メンズ意気地なしだけど、祥子も結構頑固よな。笑

雨のシーンが多く、しっとりと語り合ったり、
一貫してめちゃ湿度の高い映画でした。
長雨は卯の花をも腐らせるように、
少しづつ蝕まれていたのかも。

チャミスルにキュウリ入れる柄本佑と
タバコ片手にマッコリを呑む綾野剛は
大変味わい深かったです。
はだ

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