くすのき

首のくすのきのレビュー・感想・評価

(2023年製作の映画)
5.0
北野武が脚色した本能寺の変。敵味方、思惑、陰謀入り乱れる物語が、北野武作品になることでここまでエンターテイメント溢れる作品になるのかと圧倒された。腹の中で何を考えているかわからない登場人物たちに対するように、信長の「人生死ぬまでの遊び」という豪快さ。最期の展開に開いた口が塞がらなかった。千利休、静かな中に確かな存在感があって魅力的なキャラクターだった。ここ最近みた映画作品で1番の満足度。