戦国アウトレイジかと思ったら戦国血まみれおっさんずラブでした。
始まりの首が切れた胴体から蟹が出てくるシーン見て、おいおいやってやがるなとそういう映画ですかという覚悟ができます。
とにかく、加瀬亮の織田信長が最高です。
立ち居振る舞いやセリフ良い狂い方をしています。
皆殺しにきまっておろぉーがよぉ！とかすーべて遊びだわぁ！とか完全にキマってて最高です。
おまんじゅうの件はもうヤバいとしか言いようがないです。
ただ、緩急が凄い。
現実感あるかと思いきや、アニメみたいな描写になったり、殺伐としたシーンかと思ったら、コメディになったりとハチャメチャでした。
ただ、全体的には喜劇路線です。
不満点としてはたけしの滑舌が…。たけしのところだけ字幕ほしいです。
大森南朋と浅野忠信がはっきりと台詞喋れる上にちゃんと抜けてる三枚目キャラになってるので、余計にたけしの滑舌が…。
このトリオの掛け合い面白かっただけにたけしが喋るごとに全集中しなければならず、笑いに集中できなかったのは残念。
今までの時代劇とは違った雰囲気ではあるので、そういう点では楽しめました。
