悲しみマンマ

PERFECT DAYSの悲しみマンマのレビュー・感想・評価

PERFECT DAYS(2023年製作の映画)
5.0
つまらない言い方をすれば和製パターソン。でもそれって最高ってこと。
人生を充実させる秘訣は主観を磨くこと。間違っても、お金の量と、社会的地位でしか、誇れない大人にはなりたくない。
平山さんにあるのは本や音楽や植物、それから、阿吽の呼吸の顔見知りと、木漏れ日を愛でる感受性。
そうそう、阿吽の呼吸と言えばカメラ屋さん役の翻訳家柴田元幸さんが最高だった。目も見ずに「あ」とか、「ん」とかでやり取りが完結する感じの心地よさは、この映画を象徴していると思う。
悲しみマンマ

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