PERFECT DAYSのpisanのレビュー・感想・評価

特に派手なことは何も起きないのだけど、何気ない日常が愛おしくなるような作品でした。

本と音楽と緑とフイルムと、行きつけの店と銭湯と。

城東エリアの街並みがたくさん出てきて、「あの公園見たことがある」「あの高速道路からの景色はどの辺だっけ？」と考えたりしたのも個人的にとても楽しかったです。


所々挟まれていたモノクロの映像だけ、何となく不穏な感じがして私はちょっと苦手でした。（オシャレなんだとは思いますが）

新年早々大変なことが続いた2024年の始まりに、平凡の尊さを考えさせられた作品でした。