北陸大震災に遭われた皆さま、羽田の事故に遭われた皆さま、心よりお見舞い申し上げます。
個人的にはすごく沁みました。
日々変わらず、巡る仕事と訪れる居酒屋と銭湯、朝のルーチン。
変わらない日々の中で違いは、今日の気分の音楽と、ページをめくり読み進む本と、木漏れ日と、少しだけ関わる人々。
ひとり生きて充足しているそんな日々の中、ふと訪れる過去、ちょっとだけ触れ合う袖の縁。
誰しもが同じではないけれど、誰しもが同じかもしれない。
再生の物語ではないし、変わらない日々を繰り返してるだけだし、だけど日々に埋もれがちな事にも意味がある、観る人それぞれの人生、経験で印象も変わるであろう、良い意味で観客に任せる作品だと思います。
（役所広司さん、ホントにすごいです）
