「PERFECT DAYS」
昔何かで「普通の日常生活を面白く描けることが1番面白い」的な発言を聞いたことがある。
(調べたら「バクマン。」のシュージンのセリフでした。)
本作はその言葉を体現するような作品だった。
別に特別なことは何一つ起きない。
(ネタバレなのかな?大丈夫か笑)
なのに見てられるんです。。不思議。
日常で起こる些細すぎる物事の数々、そんな中に"小さな幸せ”を感じられる主人公平山さん。
質素でルーチン化された仙人みたいな生活を送ってるんだけど、幸せそうだった。
果たしてそれが正解かどうかはわからないけど、実家が太そうな描写からも描かれてない平山さんの行き着いた果てが今なんだろうな。
1人の男の日常の物語。
役所広司さんが丁寧に演じてる。
表情の演技がたまらんです。
「VIVANT」のノゴーン・ベキで「狐狼の血」のガミさんを演じてる人だとは思えない。素晴らしすぎる。
"今度は今度、今は今”