えいがんご

落下の解剖学のえいがんごのレビュー・感想・評価

落下の解剖学(2023年製作の映画)
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『TAR』に似てたと思った。

カメラが2種類登場するんだけど、
一つは映画のカメラで、もう一つは劇中世界のカメラ。
劇中世界のカメラは、証言記録を撮るビデオカメラだったり、報道陣のカメラだったりするんだけど、2種類のカメラは違う役割があったと思う。

後者のカメラは、断片的な情報を撮るための『解剖のカメラ』だったと思う。
主人公らは、そうしたカメラによって解体され中身を剥き出しにされていく。という感じだった。

で、ここに、『TAR』の編集されたスマホカメラの映像シーンを思い出す