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落下の解剖学のタロウのレビュー・感想・評価

落下の解剖学(2023年製作の映画)
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『Anatomy of a Fall/落下の解剖学』




寝不足がたたって、中盤完全に見逃した..。「お母さんの知り合いの弁護士めちゃくちゃハンサムだ!」が最後の記憶。戻ってくると、お母さん/妻が犯人か否かをめぐって裁判が始まっていた。

実はお父さん/夫があれやこれやしていたことが発覚し、他方お母さん/妻の嘘や秘密も暴かれていく展開。冒頭で学生と会話してる場面から、自分の世界がちゃんとあって周りに流されることなく常に自分のペースで生活しているようなお母さん/妻のイメージがどんどん崩れていくのが面白い。一人息子への態度はどこか冷たくて、一歩引いているような印象。どれが本当の顔なのか?結局最後までよく分からないまま物語は終わってしまった。

もしかしたら、というかほぼ確で寝ている間に何か見逃しているので、ここは配信にくるのをしかと待って、もう一度読み解くしかない!パルムドールに続いて、アカデミー脚本賞までとったとなるとやはり全貌をきちんと知らなければ..。
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