"事実かどうかは重要ではない
君が人の目にどう映るかだ"
事実はいつも人の数だけ🖐️
山荘で転落死が起きた時に現場にいたのは妻と視覚障害を持つ息子だけという状況で導き出される結末は…
㊗️アカデミー賞脚本賞🏆
その他パルムドールやゴールデングローブ賞脚本賞、等々の名だたる賞を受賞する結果を残した作品!
なぜ転落死したのか。
事故か自殺かそれとも他殺か、じっくりと現場の状況と関係者の証言を基に事実を探っていく。
真実と事実の違いはふだん無意識に使ってるけど、正しく解釈できてるかどうか怪しいな〜と思った。
特にこういった事件が起きて裁判へと進んでいく展開になると、作中でもあった通り誰かがこれはこうなんだ!と結論を出さなきゃいけない。
主観と客観も区別出来てるようで出来なくなるのが常なのかな。法のプロたちですら混同しているようにも見えるし(裁判に勝つ為に巧く織り混ぜてる場面もあるだろうけど)、途中からもう実際に何があったのか、よりもそれぞれの立場の人間がどう位置付けたいのか、という着地点を探っていくような作業に思えた。。
法廷にて、夫婦が言い争っている録音聞くシーンはその場にいられなくなるほど気まずそぅ、、しかも子どもおるし、、😨
あれやこれやと詳らかになっていく事実には驚いてしまう。
最終的に結論は出た、のにモヤッとするといういつも見慣れてるミステリーとは一味違った感覚。
えっ本当にこれでいいの、?誰も後悔しない、?
しかしまぁタイトルに解剖学と付けるとはまた粋なセンスしてるね。👍
わんちゃんに関わる衝撃的なシーンが途中であるけど、あれをどうやって撮影したのか。。何よりもそこが一番知りたいことでした!一番緊迫感を感じたシーンだったし、強烈に覚えてるのもここだわ。👀
目に見えない、誰にも見つけられない真実は日常にたくさん潜んでいるのかもしれない。
たとえしっかりと見える目を持っていても、、、