こんな雰囲気の映画、久々かもです。
見終わってからの方が、じわじわきます。
恥ずかしながら、フィンランド映画初めてで、アキ・カウリスマキ監督も知らなかった私ですが、独特の雰囲気が印象的でした。
始めは、作品のレトロな感じに昔のストーリー?と思いきやラジオのニュースはタイムリーな「ロシアのウクライナ侵攻」。
街並みとか酒場の雰囲気は、これがフィンランドなのでしょうか。主人公の二人の雇用も不安定で、日常生活は不確かさを増している。そんな時代の荒波の中で、二人の出会いは仄かな幸せの明かり。すごく控えめでシックだけど、初めてのデートで見る映画がゾンビ映画?笑
肝心なところでのすれ違い。エンタメ感は無しなんだけど、なんだか、優しくて暖かくてクスッと笑ってしまう。
すごく良い作品だということは私にもわかるけれど、私にはまだまだ勉強不足だなという感じもあります。この作品を評するにはまだまだだなと。上手く言えないけど。けど、この映画の色彩、大好きです☺️