・画面外にあるものとしてラジオから流れるウクライナ侵攻のニュースと、音楽がある。二人ははじめ互いに画面外にいる。二人が出会うとき、それぞれ同僚と共に座る二人がカメラのパンによって同じショットのなか…
過程が省略されているような演出が非常に映画的な一方で、相変わらずこの監督は"生活"を描くのが上手い そのアンバランスさが独特の空気感を演出していて、段々と心地良くなる
微笑ましくなる絶妙なユーモアも…
監督は小津安二郎が大好きなのか。建物や人物の数秒の映像、確かに影響を感じる。またその雰囲気が、エドワードホッパーの絵のようだと今回初めて感じた。人物は無表情で無口、しかし風景には薄っすら情がこもる…
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今の現代においても戦争という絶望が行なわれている世の中で
そんな世の中だからこそ
伝えたい心があると語るに足ると信じて
引退を撤回して再び現場に戻ってきてくれた事がとてもとても嬉しい
アキ・カウ…
2020年代にこうした映像作品が観られることは嬉しいけれど、なんかそこまで評価されてる理由は疑問であった。
薄らと、しかし明らかに、存在を意識しなければならない戦争
馴染めてない労働者階級の2人…
カウリスマキ監督作品を始めて鑑賞。
ストーリーは古めかしい恋愛映画ですが、暗い時代、静かに惹かれ合う男女に胸がトキメキました。
いつも同じ演出なのかも知れませんが、些細な表情の変化や所作に目を奪…
© Sputnik Photo: Malla Hukkanen