素晴らしい。いたずらで兄が弟をビニールハウスに閉じ込めるシーンとか、あのシーンをあそこに差し込む選択に脱帽です。たまげました。
遠くの惨劇に無関心な私たちは近くにいても結局は無関心なのかもしれない。
個人単位で見ると、悪魔らしい悪魔がいるわけではない。しかし、ひとりひとりが虚栄心や愛国教育の産物として、少しずつ誤った選択をし、それが蓄積されることで、悲劇が繰りかえされる。このことを改めて考えた。
見えてるものが何かを客観的に認識することは見えてないものを知るということでもあると認識した気がする。